@misc{oai:jrckicn.repo.nii.ac.jp:00000681, author = {MORIYAMA, Masaki and 守山, 正樹}, month = {Jan}, note = {video/mp4, application/pdf, 今回はこのブログ(オンライン講座)での語り方を考えます。限られた時間にメッセージを伝える方法としてマイクロレクチャーがあります。この考えが現れたのは20世紀の末、McGrewさんは1993年に「一回の有機化学の授業を1分間で行う方法」という論文を書きました。この発想は、2006年にサルマン・カーンさんが設立した、ネットを通して高水準の教育を、無償で、誰でもどこででも受けられるようにするカーンアカデミーでも活用され、多くのマイクロレクチャーシリーズが作成されています。  さて、大学での授業、通常は90分の時間をかけ、講義室でパワーポイントのスライドを用いて行うのが一般的です。90分授業でスライドは60枚。では授業時間を30分の1、3分に減らすとすれば、スライドは2枚となります。少数のスライドに、要点を詰め込めば、形式的にはマイクロレクチャーが可能です。  しかし時間と情報量を30分の一まで減らしても、詰め込むだけなら、分りやすさや面白さは期待できないかもしれません。San Juan Collegeでマイクロレクチャーを開発している David Penroseさんは、1分間のレクチャーをデザインする5ステップを提案しています。前半は情報伝達が中心になるにしても、1分間の最後には、宿題を出すことも大切だと述べています。  今回の実験では、私はブログ1回の長さは3分から5分と短くする一方で、情報の詰め込みは最小限とし、その代わりに、ナラティブな、物語的な、語りかけや問題提起を行うことにします。質的研究Qualitative researchでも重要なナラティブは、視聴者を語りの中に、招き入れ、共に考える状況を作り出す効果を持ちます。しかし効率重視では無いため、時間は必要です。本当に数分で意味のある問題提起を行えるでしょうか。難しい難しい課題ですが、試みていきます。 (守山正樹)}, title = {ブログでの語り方とマイクロレクチャー : ナラティブ・物語的な問題提起}, year = {2014}, yomi = {モリヤマ, マサキ} }