@misc{oai:jrckicn.repo.nii.ac.jp:00000664, author = {MORIYAMA, Masaki and 守山, 正樹}, month = {Aug}, note = {video/mp4, application/pdf, 皆さんこんにちは。今回は沖縄県立看護大学の2014年2月の集中講義、前半の第2日目に取り上げたヘルスプロモーションのイメージについてです。 ヘルスプロモーションについては既にWB13で考察しました。1986年のオタワ憲章で示されたヘルスプロモーションの考え方が日本に紹介されたとき、重要な役割を果たしたのは、人が健康という球を坂道に沿って押し上げている様子を描いた、この図です。グーグルで検索語を「ヘルスプロモーション」としてネットの画像検索をかけると、今でもこの図のバリエーションが数多く表れます。しかし今回の集中講義では、こうした図に囚われることなく、受講者に、自由にヘルスプロモーションのイメージを描いてもらいました。 まず各自がオタワ宣言を読み、しばらくオタワ宣言の意味について意見交換を行った後、6名の受講者が描いた絵を、以下に示します。 1枚目の絵。男女のカップルが円形に連なっている様子が、左周りに描かれています。出発点は左端の赤ちゃん一人、次は幼児のカップル、真ん中は壮年期、そして更年期、老年期と続きます。隣り合うカップルはラセンで繋がっています。上方には企業、学校、家庭、病院などの建物が描かれており、ラセンはそこにも伸びています。 2枚目の絵。上方の三つの円には、Advocate、Enable、Mediateと書かれています。真ん中にはオレンジ色のHealthと書かれた楕円があります。それを支えるように、手をつないだ人々が描かれています。子供を抱いている人、元気なさそうに下を向いている人、元気そうな3人の人、子どもらしい小さな人。 3枚目の絵。真ん中に「健康、幸せ」と書いた円があり、周りを6人の人(一人は小さい)が囲んでいます。上方には「平和な社会」とあり、住居、病院、教育と建物が描かれています。周囲には「それぞれで、できることを」、「健康にとりくむ政策」、「力を合わせて」などと書かれています。 4枚目の絵。ヒマワリのような花の中に「幸福」と、その下には「健康的なライフスタイル」と書かれ、その下にAdvocate、Enable、Mediateとあります。それを、横に連なる5人の人々が支えています。足元には「健康のための基本的な条件」と書かれています。 5枚目の絵。真ん中に7人の人が、横に連なるように書かれています。ナースキャップをかぶっている人、杖をついているおばあさんらしい人、子供を抱っこしている人が見えます。猫も1匹描かれています。上の方には「健康」、Advocate、Enable、Mediateとあります。人々の下には「まずは基盤にあって」として「平和、住居、教育、食物、収入、安定した生態系」などプライマリーヘルスケアを思わせる言葉が書かれています。 6枚目の絵。6人の人が輪になっています。中央の人は教育という帽子をかぶり「力を与える」というタスキをかけています。「唱導・支援」「調整・調停」のタスキをかけた人もいます。平和という帽子をかぶった大人と子供。手前の中央にいる人は「平和、食物、住居」とかかれた串刺しを持っています。上方には、キリスト教会やモスクなどSpiritualityを表す建物が描かれ、それぞれに健康と記されています。 受講生の皆さんは、人が水平につながるイメージを、オタワ宣言から読み取ったようです。 (守山正樹)}, title = {沖縄県立看護大学・大学院集中講義4 : ヘルスプロモーションのイメージを描く試み}, year = {2016}, yomi = {モリヤマ, マサキ} }