@article{oai:jrckicn.repo.nii.ac.jp:00000287, author = {MATSUO, Kazue and 松尾, 和枝}, journal = {日本赤十字九州国際看護大学intramural research report, The Japanese Red Cross Kyushu International College of Nursing, intramural research report}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 学童期の生活習慣の実態把握と健康的な生活習慣の獲得のための効果的な健康教育のあり方を検討する目的で研究を行った。教育のあり方は、教育方法、教育環境の2点から検討した。教育方法では、10日間に及ぶ生活習慣と健康状態の実態把握とその結果の個人通知、さらにその結果を踏まえて、クラス全体での保健教育、教室内ディスカッションを行った。教育環境では、保健の授業時間、朝の会等の学級運営時間の活用、クラス担任、養護教諭、保健師との連携や協同、歩数計、体脂肪計、骨密度計等の生活や健康状態を評価するための器具の活用である。その結果、学童は自分の測定結果を他者と比較する中から、病気ではない「健康」な状態においても健康レベルに差があること、またその差は、日頃の生活習慣と関連があり、朝の健康状態や、運動の量や頻度、授業への集中度等の学校生活に多くの影響をきたしていることを理解した。さらに担任がクラス内での学童の毎日の言動や態度、行動パターンで具体的なエピソードを交えて、具体的にわかりやすく説明することで、学童は生活改善の必要性を実感したと思われる。学童期の生活習慣形成期における健康教育の方法として、生活の実態を把握するための調査とその生活実態のフィードバック、発達段階を踏まえた上での保健教育、さらにその教育内容と生活実態を結びつけるためのフィードバックが重要であり、その理解を深めるために、クラス内で学童の全体像を把握している担任と保健情報を提供できる養護教諭や保健師等の連携と協同が重要であることが明らかになった。}, pages = {107--115}, title = {生活習慣形成期の学童に対する健康教育方法の検討}, volume = {2}, year = {2004}, yomi = {マツオ, カズエ} }