@article{oai:jrckicn.repo.nii.ac.jp:00000275, author = {SUGIHARA, Naoki and 杉原, 巨樹 and 宮本, 早由利 and 松崎, 進也 and TAKAHASHI, Kiyomi and 高橋, 清美}, issue = {3}, journal = {日本精神科看護学会誌}, month = {Oct}, note = {http://ci.nii.ac.jp/naid/120005295390, application/pdf, 【目的】地域連携における看護の必要性と課題を看護師に対する意識調査で明らかにする。【研究方法】A病院で勤務する看護師に対し、自記式無記名質問紙票による2週間の留め置き調査を行った。【結果】1.現在の取り組み状況について A病院が地域連携医療に取り組んでいること、またその内容については認知度が高かったが、地域連携室の業務や自立支援会議、アルコール・薬物研修会の認知度は低かった。日常の勤務のなかで地域と連携した看護が行えていると答えた対象者はほぼ半数であった。患者や家族に対する社会資源の提供ができていない、あるいは必要と答えた対象者が多くみられた。2.これからの取り組みについて 地域連携を進めていくうえで看護師に必要なことや地域連携医療を充実させるためには、院内の連携強化が必要と答えた対象者が多く、看護師としての院外での活動が必要と答えた対象者は少なかった。地域連携は看護師が中心的役割を担う必要性があると答えた対象者の多くが、県や市町村との連絡調整、公開講座・出前講座など地域活動の取り組みが必要であると答えた。【考察】1.現在の取り組み状況について 認知度の低かった内容については、個々の知識不足に加え会議・研修会が開催されていない、または特定の者だけが参加する形であることが認知度を低くしているのではないかと考えられる。研修や学習会で個々の知識向上をはかるとともに他職種との連携を深め、院内連携の活性化に取り組むことが必要である。また、患者や家族への社会資源の提供が必要と感じているが行えていない現状が明らかとなり、看護師の社会福祉に関する知識の向上が求められる。2.これからの取り組みについて 看護師として院外で活動を行う必要性をあまり感じていない現状が明らかとなり、地域活動の必要性が認識できるための取り組みが必要である。また、地域連携の取り組み推進には看護師が中心的役割を担う必要性があると答えた対象者は院外での連携強化・充実に対して意識が高く、コーディネーターとしての役割を意識していることが明らかとなった。今後、看護師が他職種との役割を生かすコーディネーターの役割を担うことができるよう地域連携の取り組みを進めていくことが重要である。(著者抄録)}, pages = {149--153}, title = {地域連携に対する看護師の意識調査における結果の1考察}, volume = {53}, year = {2010}, yomi = {スギハラ, ナオキ and タカハシ, キヨミ} }